日本では夏の暑さに対抗する滋養強として鰻を食べる習慣がありますね。
2024年の今年は7月24日が丑の日だったのですが、横浜市にある京急百貨店に出店している「日本橋伊勢定」で販売されたうなぎ弁当を食べた多くの方が嘔吐や下痢などの症状を訴えた事により食中毒が発覚されました。
そこで今回は京急百貨店に出店している「日本橋伊勢定」のうなぎ弁当で食中毒がおきた原因について調べてまとめて見ました。
京急百貨店の食中毒の原因は?
食中毒の原因は所管保健所の立ち入り調査の結果、黄色ブドウ球菌による食中毒と判明されました。
黄色ブドウ球菌は、人の皮膚や指先にも多く生息しているため、うなぎを素手で調理したり素手で触った調理器具を使ったことが原因ではないかと思われます。
通常の厨房以外も使っていたことも原因か?
また京急百貨店の緊急会見では丑の日の影響で販売数が多く、通常の厨房以外も使って調理をしていたと発言されていました。
「土用の丑の日」で弁当の販売個数が多く、通常の厨房以外も使って調理していて、今後、保健所の調査に協力して原因究明に取り組むとしています。引用:Yahooニュース
僕個人の見解ではこの通常の厨房以外を使って調理したうなぎ弁当に黄色ブドウ球菌が付着し食中毒を引き起こしたのではないのかと思いました。
通常の厨房以外って一体どんな所を使ったんでしょうね…おそらく衛生管理も保健所も調査をしていない場所ではないでしょうか?そう考えるとゾッとしますね。
追記︰食中毒の原因は従業員の手洗いが不十分だったことと判明
大手ニュースサイトによると従業員への聞き取り調査などの結果、調理前や調理の最中に全く手を洗わない従業員がいたことが判明しました。
また従業員の健康状態の記録なども十分に記載されておらず衛生管理を怠ったことが原因でしょう。
おそらく丑の日の影響で調理場だけでなく従業員も足りず、普段調理をしない人達も調理場を任されたのでしょう。
もしそうだとしても衛生管理や指導をしっかりと行ってほしいものですね。
食中毒による損害賠償支払い命令は?
現時点で160人以上の方が食中毒の症状を訴え、90代の女性が一人亡くなってしまっています。
横浜市は90代女性の死亡が食中毒との因果関係は不明としているようです。
90代の女性1人がその後亡くなったことを明らかにしました。横浜市は死亡との因果関係は不明としています。 引用:日テレNEWS
しかし、90代の女性の方もうなぎ弁当を食べたあとに体調不良を起こし、嘔吐した後に緊急搬送され亡くなっているのでうなぎ弁当による食中毒が原因で亡くなったのではないのかと考えられます。
うなぎ弁当を食べて食中毒を起こした人は損害賠償請求が可能
うなぎ弁当を食べて食中毒になった人はうなぎ弁当を製造した日本橋伊勢定に過失があることを立証すれば損害賠償請求権を行使することができるそうです。
この日本橋伊勢定のうなぎ弁当の食中毒は黄色ブドウ球菌がうなぎ弁当に付着したことが原因で引き起こしたと横浜市保健所が断定しています。
このことから日本橋伊勢定が製造したうなぎ弁当に欠陥があったことが認められますね。
そのため被害を受けた人たちはうなぎ弁当を製造した日本橋伊勢定に対して損害賠償請求権を行使することができると考えて良さそうです。
まとめ
- 2024年7月24日から25日に横浜市の京急百貨店にある「日本橋伊勢定」が販売した「うなぎ蒲焼」や「うなぎ弁当」を食べた方が下痢や嘔吐などの体調不良を訴え食中毒が発覚。
- 原因は黄色ブドウ球菌による食中毒で「土用の丑の日」で弁当の販売個数が多く、通常の厨房以外も使って調理したことが原因と考えられる。
- 損害賠償命令は現時点では報道されていないが、食中毒の症状を訴える147名と亡くなった90代女性にも支払われるのではないのかと考えられる。
コメント