同世代の友人が結婚した。SNSを開けば幸せそうな投稿が流れてくる。街で若いイケメンとすれ違う。自分より若いのに社長をやっている人の話を聞く。
そのたびに、ズキっとする感覚、わかるか。
俺も今でも正直ある。自分より若くて結果を出している人を見ると、瞬間的に劣等感を感じる。恋愛経験もない、モテる要素も何もない。そんな自分が情けなくなる瞬間がある。
でも、そこで俺がやるようになったことがある。今回はそれを話す。
昔の俺は、人に会うことすら怖かった
少し昔の話をさせてくれ。
昔の俺は、とにかく自分に自信がなかった。人と会うのが怖くて、買い物はネットか深夜の誰もいない時間帯を狙っていた。人目につくのが嫌だった。誰かに見られるだけで、「どうせキモがられてんだろう」と感じていた。
恋愛なんて、そもそも土俵にも立てていなかった。話しかける勇気もなければ、自分に好意を持ってくれる女性がいるとも思えなかった。モテる要素なんて何一つないと本気で思っていた。
それが今の自分と比べてどうか。
「おしゃれだよね」「モテそう」と言われることが出てきた。異性だけじゃなく、同性からも。昔の自分には想像もできなかったことだ。
落ち込んだとき、ふとそれを思い出す。「そういえば昔はこんなこと言われたことなかったな」と。それだけで、少し気持ちが楽になる。
人に会わなければ傷つかない。でも、良いこともない。
恋愛活動を始めると、嫌な思いをすることは確実にある。これは断言できる。
俺自身、デートに誘ったら断られたことは何度もある。次に会う約束をした女性からLINEをブロックされたことも、しょっちゅうあった。正直、かなりしんどかった。
でも、それだけじゃなかった。女性から褒められることもあった。また会いたいと言ってくれる人もいた。そして、彼女ができた。
人に会わなければ、傷つくことはない。でも、良いことも一切起きない。嫌な経験も、嬉しい経験も、全部ひっくるめて「行動した人間だけが得られるもの」だ。昔の俺のように深夜に買い物していたままじゃ、何も変わらなかった。
比べるべき相手は、過去の自分だけだ
他人と比べても、何も生まれない。相手のスペックがわかるだけで、自分が変わるわけじゃない。
比べるべきは、過去の自分だ。半年前の自分と今の自分は違うか。1年前より少しでも行動できているか。それだけでいい。
ここで一つ、勘違いしてほしくないことがある。人はそんな短期間では変わらない。1週間行動したからといって、結果が出るわけじゃない。それなのに、すぐに結果を求めて「やっぱり自分には無理だ」と諦めてしまう人があまりにも多い。変わらない自分のまま、人生を終えてしまう。それが一番もったいない。
深夜にしか買い物できなかった俺が、今は「モテそう」と言われるようになった。この差は、他人と比べていても絶対に気づけなかった。自分の変化に目を向けるようになって、初めて見えてきたものだ。
劣等感を感じる瞬間はこれからもある。でもそのたびに、過去の自分より今の自分を見てくれ。行動した分だけ、確実にお前は変わっている。
変化は、やったことのないことの先にある。
「過去の自分と比べろと言われても、何も変えてきていないから比べるものがない」そう思った人もいるかもしれない。
それでいい。比べるものがないなら、今日から作ればいいだけだ。
俺が0の状態から動き始めたとき、意識していたのは一つだけだ。
「今までやったことのないことに挑戦する」
内容は何でもいい。
- いつも行かない美容院に行って髪型を変えてみる、
- 眉カットの店に初めて入ってみる、
- 店員にいつもより少し大きめにお礼を言ってみる、
- 背筋を伸ばして歩いてみる。
そんな小さなことでいい。自分を変えるきっかけは、必ずその「初めて」の中にあると信じて動いてきた。
「習慣の力」で知られる作家ジェームズ・クリアーはこう言っている。
1日たった1%の改善を365日続けると、1年後には約37倍の成長になると。逆に言えば、その1%の努力をしなければ、1年後も今のままだ。
大きな変化は、大きな行動からじゃない。
小さな「初めて」を積み重ねた先にある。今日の1%が、1年後の自分を別人にする。
まず一つ、今までやったことのないことをやってみてくれ。



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